akimalu’s diary

あきまる挑戦記

【さるかに合戦】柿の実をめぐる欲望と悲劇から相互依存の可能性を学ぶ

【桃栗三年柿八年】って諺がありますが、じっさいに桃栗は3年くらい、柿は6、7年くらいで実がなるみたいです。

だいたいあってる。

言葉を額面どおり受けとると、桃栗=けっこう早い、柿=まぁまぁ時間かかる、って感じです。

ただ、その「けっこう早い」「まぁまぁ時間かかる」って、桃栗柿の生育を知らない外野が客観視した感想というか記述でしかなくて、桃栗柿は種をうえたら勝手に生えてすくすく育って立派に実るわけじゃない。

プロの農家が全力でとりくんでようやく「けっこう早い」「まぁまぁ時間かかる」ってレベルにもっていけてるわけですから。

素人だったら花もつけずに枯れさせちゃいますよね。

なのでより正確にこの諺を表現するとしたら【プロ農家が全力だしきって桃栗三年柿八年】となるんでしょうけど、長いので端折って【桃栗三年柿八年】になったのかもしれないですね。

 

🍑桃や栗や柿みたいに、人もりっぱに結実するにはそれ相応に手間暇がかかる

🌰技術とか知識とか身につけた立派な一人前になるには長い年月のあいだ努力を惜しまずに鍛錬する必要がある

 

【桃栗三年柿八年】が暗示してる内容ってそのとおりだなぁと思う反面、今はなんだってネットですぐ調べられるし、なんならAIが解決のための提案までしてくれます。

技術はどんどん進んでるし知識はますます蓄積されてるので、そう遠くないうちに、リアル桃栗柿も暗示の桃栗柿も「桃栗半年柿一年」って時代がくるのかもしれないですね。

 

欲望が悲劇を招いた「さるかに合戦」

共依存から相互依存していくサルとカニのすがたを描きました。

ぜひご覧になっていってください_(._.)_

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