アリとキリギリスの話には小さい頃から馴染んできました。
アリは働き者。キリギリスは遊び人。
いまでもアリを見るとよく働くやつらだなぁと感心するし、キリギリスを見ると葉っぱ食べて飽きずにぴょんぴょん跳ねるパリピなやつらだなぁと思います。
かんぜんに刷り込みですね。。。
教育っておそろしい。。。
お話をわかりやすくするために、そういう両者の傾向の強さを誇張しているわけでしょうけど、じっさいにはアリのように働く人にも趣味嗜好はあるでしょうし、遊んでばかりのキリギリスのような人にも多かれ少なかれなんらかの収入源はあるでしょう。
仕事は己の生活を成立させるための手段であって、そこに尊卑も優劣もないはずで、働くことでだれかの役に立てるのならそれって美しく尊くて称賛されるべきですけど、でもそのために汗水たらして己を滅して奉仕するのってちょっとちがうなぁっても感じます。
お話のうえでのキリギリスは暴力的偏見のもとに遊び人キャラ化されてしまって気の毒な扱いですが、じっさいのキリギリスは仕事も遊びもバランスよくこなせる優れた知性をそなえていたんじゃないかなぁと想像します。
もちろんアリは立派な働き者で素晴らしいです。
仕事は生活の糧。遊びは人生の糧。
バランスよくいきたいですね。